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質問は明確な言葉を選んでしよう

仕方のないことなのかも知れませんが、初心者は仕事に対するボキャブラリーが貧弱です。
そしてそれは、在宅ワークの仕事そのものではなく、クライアントとの連絡やベテラン在宅ワ
ーカーとの話のなかで、何度も浮き上がってくる問題点です。
 
在宅ワークをこなしていると、そのうち言葉に対する接しかたが変わってきます。
たとえば慣れない分野の仕事を請け負い、クライアントと打ち合わせを行う場面では
「○○とは何を指しているのでしょうか?」
「△△とは□□や●●のことだと解釈してもよいですか?」
などと、言葉に対する定義や意味づけから会話が始まることも珍しくありません。
 
当方の経験上、在宅ワークの長い方ほど、言葉の使い方や定義にこだわる傾向があります
在宅ワークでは、クライアントとのやり取りが、通常勤務(非在宅型)よりも少なくなるため、
正確な言葉を使って意思疎通を図っておかないと、すぐ仕事に跳ね返ってくるからです。
(聞きたいときに聞けないので、勝手な解釈をするわけにもいかず、二度手間を避けようと
すれば、どうしても言葉に対して鋭敏にならざるを得ない)
 
同じ言葉を使っていても、意味・解釈が異なると、成果物はクライアントの望んだものでない
かたちで出来上がってしまいます。これではやり直しや修正を食らうので、言葉の扱いには
慎重にならざるを得ません。
 
言葉に対する意味・定義・解釈に、どうしても敏感になってしまうのです。
例えば、「信頼できる在宅ワークって何があるでしょうか?」などという、初心者がしそうな質
問も答え方がとてつもなく難しい質問です。
 
信頼できるとはどういうことか? どんなものを在宅ワークと考えているのか? などと逆に
問われてしまって、返答に窮することもあります(ひょっとしたら、一種の職業病なのかもしれ
ません)。イジワルで聞いているわけではないのですが。
 
程度の低い質問をすると、程度の低い回答しか返せないのです。
具体性もないので、答える側にも限界があります。
答えを得て喜んで帰っていったが、本当に分かっているのかなあ……という思いは、ある程
度仕事に慣れてくれば、誰しも一度は、経験するのではないでしょうか?
(現実に体験しないと盲は開かん、という姿勢を崩さない方もいます)
 
「もっと具体的に、正確に言葉を選んで聞けよ」と言いたいところですが、相手は初心者です
語彙が貧弱な上に、修羅場をくぐった経験もなく、言葉に対する鋭敏な神経も養われていま
せん。ベテランの方なら、もどかしいところです。
 
求職中の方なら、関心のある仕事について、漠然とした質問をするのは避けたほうがいい
でしょう。漠然とした質問は、回答に手間のかかる質問でもあります。
できるだけ適切な言葉を選んで、具体的な質問をするようにしましょう。
     
   
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