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「事業主貸」勘定が頻出・巨額になるが?

事業を続けて間もない頃は、資金繰りが大変です。
準備した資金が底をついて、個人の銀行口座から事業用に振込みを行う……といった
ことが幾度となくあるかもしれません。すると帳簿に「事業主貸」勘定が頻出することに
なります。それも、けっこうまとまった金額が。
こんな状態で税務上、問題ないのでしょうか?
 
というようなことを駆け出しの頃、税理士に尋ねたことがあります。これには、まったく問題
ありません。事業用口座の準備もでき、資金繰りが軌道に乗るまで、帳簿上に「事業主貸」
勘定が並ぶのは何の問題もありません。
400万などというまとまった金額がでてきても問題ないわけです。
 
それから、話は変わりますが、個人事業主は自分の事業を指す言葉として、「会社
という言葉を使うべきではありません。誤解されるもとになります。
最初は抵抗があるかもしれませんが、会社とは法人を指す言葉です。
公的機関に補助制度について問い合わせたり、法律家に対して電話相談したりするとき、
会社という言葉を使うと余計な誤解を与えます。
個人事業主は、正しく「個人事業」という言葉を使いましょう。
 
「会社」という言葉を使うべきではないと自覚できるころになれば、社会保険や年金制度の
会社・個人事業主・雇用者(サラリーマン)のそれぞれの違いが分かるようになっている
はずです。
 
雇い主(会社)−雇用者(社員)という関係でものごとを見る習慣がついてしまっている
ために、事業を始める=会社という視点でしか物事をとらえられなくなっているので、最初
は抵抗があるかもしれません。
 
事業を起こす、というのはサラリーマンから見ればある種の憧れがありますから、「会社」と
いう言葉を使いたがるのかもしれませんが、異業種交流会等で、自分以外が法人関係者
で失笑を買ったりしたときに、いやおうなく「会社」という言葉を使うべきでないと思い知ら
されるでしょう。
(分かっている人には分かるのですが、そうでない人に納得させるのは難しいですね)
 
   
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